HSCって?

HSCとは

HSPは(highly sensitive child)の略で、生まれつき敏感さや繊細さを持つ「とても敏感で感受性が高い子ども」のことです。

最近TVなどでも特集で取り上げられる機会も増えてきましたが、この概念は比較的新しく、1996年にアメリカの心理学者エレイン・N・アーロン博士によって、まず大人の概念である「The Highly Sensitive Person」という本が出版され、知られていきました。この本はベストセラーになり、世界中で出版されています。日本でも「ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ」(冨田香里氏訳 講談社)というタイトルで2000年に出版されています。2020年には、この本の改訳版である「敏感すぎる私の活かし方」(片桐恵理子氏訳 パンローリング社)が出版されています。

HSCについては、2002年に「The Highly Sensitive Child」というタイトルで発表されました。日本語版である(「ひといちばい敏感な子」明橋大二氏訳 1万年堂出版)が出版されたのは2015年と10年以上経ってからのことです。

HSCはどのくらいの割合でいるの?わが子はHSC?

アーロン博士の研究によると約5人に1人(15~20%)がHSCに該当するとされています。この数字を見て多いと思われますか?少ないと思われますか?そして一番気になるのは「自分の子どもはHSCなのか?」ということだと思います。

一般的に言われているのは

・味や匂い、音や光に敏感だったり、人混みやお出かけで疲れやすい

・他人の気持ちによく気づく

・豊かな想像力を持ち、空想するのが好き

・大勢の中に入るのが苦手、親からあまり離れない

・本質的なことを言ったり、難しい言葉を使ったりする

・変わってるね、普通と違うね、など言われることがある

少しでも気になった方は、上記「ひといちばい敏感な子」の中のチェックリストでチェックしてみるのもいいかもしれません。また、下記のサイトでもチェックできますので参考にされてみてください。

Is Your Child Highly Sensitive?

HSCはひとりひとり違います

身体面での敏感さが強い、感情面での敏感さが強い、新しいものへの敏感さが強いなど、HSCといってもタイプはさまざまです。

HSCにさまざまなタイプがあるのは
◆複数の遺伝子の組み合わせ
◆脳内の行動抑制システムの働き方

が相対的に関係しているからであり、ひとりひとり違います。

また、生まれつきの資質であり、疾患や障害ではありません。ましてや親の育て方や環境のせいで、そういうふうに育ってしまったのではありません。

HSC子育てで大切なこと

ではそのような子どもをどのように育てればよいのか・・と途方に暮れるかもしれませんね。

HSCの子育てで大切なことは、ずばり「安心感を与える」ことです。

HSCは、自分の特性が受け入れられ、肯定的にとらえられている安心の場があると、その繊細な感受性と才能を開花させて伸びていきます。

安心感を与えるにはどうすればよいか、これもひとりひとり違います。

大切なことは

子どもをよく観察し、どんなタイプかを知る

親である自分の気持ちを大切にし、子どもの気持ちを受け入れ、尊重する

子どもの気持ちを受け入れ、尊重するのは簡単なことではありません。まずは、親である自分の気持ちを整え、親も子どももいきいきと毎日を送れるサポートができればと思っています。

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